事件ファイル②~外国人の修正申告~
11月 13th, 2008 by 法人税&法人税
修正申告でも法人税に関する事を書いてきましたが、今回は特別な例をご紹介します。
おなじ修正申告ではありますが、法人税ではなく今回は個人編。
しかも日本人ではなく外国人。
法人税に関する事を書かなくてはいけないところですが、どうしても今回は法人税よりも気になる事があったので・・・
これは今年の初めごろにニュースとなったものなのですが、「PRIDE」の選手でミルコ・クロコップという選手が活躍していたのをご存じでしょうか?
PRIDEの選手で外国人は他にも、バンダレイ・シウバ、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、マーク・ハントなどがいます。
この外国人選手のファイトマネーやテレビの出演料にかかってくる消費税の申告が適切におこなわれていなかったことが問題となったケースです。
東京国税局の税務調査を受け、この選手のうち5人が3年間で約2000万円の申告漏れを指摘され、修正申告を済ませたそうです。
ここで1つ疑問に思ったのが、外国人選手の住所は外国。
それなのに、消費税の申告をしなくてはいけないのでしょうか・・・?
調べたところによると、日本の国内で試合などを行い取引をした場合は日本国内で納税しなければいけないという義務が発生します。
しかし、納税の義務があるのは日本にいる全部の外国人に該当するわけではありません。
納税の義務があるのは課税期間の前々年の課税売上高が1000万円以上の場合に限ります。
ということは、ここで修正申告をした選手の課税売上高は1000万円を超えていたということになります。
やはり、体を張っているのですから当然といえば当然なのですが・・・・
どうやら、彼ら外国人選手は脱税をしようとしていたわけではなく、日本の消費税の仕組みが複雑で外国人選手に知らされていなかったのが原因らしく、選手の代理人や関係者ですら、この制度を知らなかったそうです。
しかし、少しおかしいのがニュースにあったように「修正申告」をしたということであれば、1度確定申告をしたということになり、「制度を知らなかった」のではなく、「申告したが一部漏れてしまった」ということになるのですが・・・
本当のところは本人にしかわかりませんね!
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